水業界について

水道民営化の「問題点」とは?海外の失敗例から考察②

こんにちは、管理人のタオルです。
前回は「今後日本で施行されるであろう”水道民営化”の諸問題」について考察すべく、以前フランスで発生した失敗例を記事にしました。今回は「イギリスでの水道民営化エピソード」をお届けしますので、「その前に前回の記事でおさらいしたい」という方は以下をどうぞ↓

あわせて読みたい
水道民営化の「問題点」とは?海外の失敗例から考察こんにちは、管理人のタオルです。 前回、今後水ビジネスに大きな変化をもたらすであろう「水道民営化」について、まずは基本編からお届けして...

 

イギリスの水道民営化について

イギリスが水道民営化をはじめたのはサッチャー政権化にあった1989年。フランスと同じく水道事業を民間に委託したものの、経営状況は悪化、水道料金が毎年上昇するという悪循環へと発展してしまいます。じつは、状況悪化の要因には、企業側による株主への高配当、役員の報酬引き上げなど、利益を過剰利用したことも含まれているようです。

その結果、水質悪化という事態を招いてしまいます。

その後の展開

この事態が打開されたのが1999年、ブレア政権へと交代したのをキッカケに、水道事務局は水道料金の引き下げを強制的に命じ、これにより企業の経営状況はますます悪化、最終的にはいくつかが海外企業に買収されます。
2001年には非営利事業体が米国資本の市水道会社を買収したことで、「地元密着型の非営利事業体」「グローバルに活動する海外企業」同士の共存という「第三の道」が開けたのです。

 

関連記事

「水ビジネス」「水道民営化」について考察した記事です↓

あわせて読みたい
水道民営化により「水ビジネス」はどう変わるのか?こんにちは、管理人のタオルです。 今回は、今何かと話題の「水道民営化」をテーマに考えてみたいと思います。 ・・・とはいうものの、...
あわせて読みたい
水
水ビジネスから学ぶ、今後の水業界の可能性 こんにちは。管理人のタオルです。 みなさん、水ビジネスについてどのような印象をお持ちでしょうか。 水道局...